見逃せないレーシック手術 失敗しない方法
主人がテニスやゴルフのスポーツウエアを扱う会社を経営している関係で、結婚してからは私も一緒にゴルフをまわる機会が多くなりました。その上主人がスキューバを始めたことで、これからますます一緒に行くことが増えるのは確実でしたので、いよいよやらなければという気持ちが強まったのも手術を決断した理由のひとつです。
M先生に関しては、先生を知っている人からとても親切だと聞いていたのですが、実際にお会いして本当にその通りだったので安心しました。それまで、眼科にはよくかかっていたのですが、あるときあるお医者さんに視力矯正手術のことを聞いたことがあるのです。
6年くらい前だと思いますが、その先生は専門的な職業の人でないと受けられないとしか答えてくれませんでした。そのとき私は結膜炎にかかっていて、翌日のゴルフコンペにどうしても出なければいけなかったので、どうにかしたくて相談も兼ねて訪れていたのです。
ところがなんの処方箋も書いてくれないばかりか、手術に関しても「あなたみたいな眼の汚い人は無理よ。それにコンタクトもソフトよりハードにしなさい」と、ばっさり。
ハードコンタクトはまばたきすると落ちてしまうし、そもそも痛くて入れていられなかった経験もあるので今さら無理だと伝えたのですが、そういう事情や私の気持ちなどまったく尊重してくれませんでした。その点、M先生は患者さんの言葉にも丁寧に耳を傾ける姿勢で、こういう先生もいるのだと感激しましたね。
また、こういうデリケートな手術はちょっとした失敗でもかなり大きな話になるものですが、そのような前例は全くないし、主人の知り合いで実際にM先生の手術を受けた皆さんが口を揃えて信頼できると言っていたこともあって、技術に関しても絶対的な安心感がありました。なにより、先生自身が自分の腕に自信を持っていたことが心強かったです。
ですが、クリニックに行った私服のまま椅子に座って受けました。ちょうど歯医者さんで使うようなリクライニング式の椅子です。
見たときはちょっと驚きましたが、手術時間も確か両眼で10分かかったかかからなかったくらいで、それにもびっくり。本当にあっという間の出来事。
麻酔の目薬も全く平気でした。でもいざ始まって眼が動かないためにクリップのようなもので止めて、睫毛が眼に入らないように瞼を固定してからは、急に怖くなってしまいましたね。
眼の手術ですから、どうしても器械や先生の手がぼんやり見えてしまうのです。赤い点を見るときには、失敗しないように、眼球がなるべく動かないように必死でじっと見ていました。
手術直後にM先生から眼を開けるように言われたときも、見えなかったらどうしよう、と怖くてなかなか開けることができなかったのです。先生に優しくうながされてようやく瞼を開くとM先生の顔が。
あ〜ちゃんと見える。成功したのだ!とうれしかったのと少しひりひりする感じがしたこともあってとたんに涙がぽろぽろ……。
それから安心して、そのひりひり感がなくなるまで2〜3時間眠りました。その後は自分で家まで帰り、夜にははっきり見えました。
瞼がはれたりするのかと思っていたのですが、痛みもなく、翌日からお店を手伝っていたほど何も支障がなかったことには驚きました。痛み止めで飲み薬と座薬を2錠ずつ出してもらっていましたが、結局私には必要なかったです。
なにも変わったことはなかったですね。ただ、目薬は1日5回さすこと、痛み止めが効かなくなるほどのお酒は飲まないこと、お風呂に入るときに、髪や水が目に入らないように気をつけることなどはちゃんと守りました。
ただ、夜眠っている間に目をこすらないようにと黒いサングラスをかけて眠るように言われましたが、あれはちょっと邪魔でできなかったです……。1回目の手術では0.02から0.5になりました。
2ヶ月後にM先生から、もう1回やるうかと言われて、まだ0.5だったし乱視も残っていたのですぐに2回目を決心しました。それに手術から3ヶ月以内だったので追加料金は必要ないし、そのときにはすっかり恐怖心もなくなっていたので、池袋まで行くのがめんどうだなと思うくらいでした。
手術は1回目よりも2回目の方が簡単になり、時間も短縮されるようです。私の場合は、1回目に感じた術後のひりひりとした症状さえなかったですね。
2回目を受けた後は、なんと1.5になりました!はっきりと見えるのはもちろん、色が濃く見えるのですね。今では近視と乱視、両方が矯正されたので、駅のホームで時刻表の近くまで行ってにらめっこする必要もないし、車の運転中の標識も遠くから確認できるようになったので前もって車線変更ができたりと、実に快適な生活を送っています。
ただ、不思議なのは私の利き眼は左眼だったのですが、手術後は右眼になったことです。右はもともと乱視がなく、乱視が強かった左に比べて、手術の効果がかなりよかったため利き眼が交代したみたいです。
そんなこともあるのかとひとつ勉強になりましたね。手術代は確かに高いと思いますが、私の場合、生命保険に2つ入っているので、外資系の保険会社では1回につき10万円です。
日本の保険会社は5万円。2回使えたので、結局片眼分は保険でカバーできました。
また、年末調整で10万円以上の医療費控除として申請できるし、そういったものをうまく利用すれば決して高い買い物ではないはず。ただ、2回目の手術は2ヶ月後以降からですが、保険は一度利用すると60日以上経たないと次が使えないので、早く2回目を受けたくても少し待つ必要があります。
私は61日経ってから満を持して2回目を受けました。もし保険に入っていなかったとしても、今までかかっていたコンタクト代や眼鏡代、眼科の医療費を考えるとやはり高くはないのです。
私は銀行員だったのですが、お札を数えることが多くて、その手で無意識のうちによく眼を触ってしまい、しょっちゅう結膜炎を起こしていました。そうなるとコンタクトは入れられないので、分厚いレンズの眼鏡をかけて窓口に出なければならず、そんな緊急に備えて眼鏡もよく買い替えていましたから。
コンタクトは2ウィークの使い捨てを使っていましたが、定期検診が必要なので病院にもよく通っていたし、洗浄液や保存液、煮沸器などの備品も毎日のことですから結構かかっていたと思います。これからは今までの備品代を貯金できるし、何よりもあの煩わしさから解放されたことですっきり、もうコンタクトも眼鏡も洗浄液も全部一気に捨ててしまいました。
洗面所がすっきりして、想像以上に気持ちのいいものでしたね。実は私は双児で、やはり姉も眼が悪いのですが、手術は不安なようで受けていません。
もちろん、手術が終わった日は親からも姉からも電話が。私がちゃんと見えてるよ大丈夫だよと答えると不思議がっていました。
翌日、実家まで車を運転して帰ったので、ますます驚いていましたね。私という身近な体験者を見て、私もかつて主人に感じたように安心したのと、やはりうらやましさから、姉も今手術を検討中です。
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